赤ちゃんと一緒に安心して使えるマットレスの選び方

こんにちは、薬剤師のyurishiです。
このブログでは安心安全な睡眠をサポートするアイテムを紹介します。

赤ちゃんを寝かせる場所はベビーベッドか大人用ベッドが一般的ですよね。大人用ベッドでの添い寝はメリットとデメリットがあり、いくつか注意点もあります。
赤ちゃんの安全を守るために、しっかりと理解したうえでマットレスの購入を検討してほしいと思います。

赤ちゃんが大人用ベッドで寝るメリットとデメリット

赤ちゃんが大人用ベッドで寝るメリットとデメリットは以下のとおりです。

メリット	・ママやパパが近くにいる安心感が得られる ・泣いたらすぐ対応できる ・お世話がしやすくなる
デメリット	・掛け布団などによる圧迫 ・転落のリスク

赤ちゃんが大人用ベッドで寝るメリット

・ママやパパが近くにいる安心感

赤ちゃんが安心して眠ることができるというのが一番のメリットですよね。
赤ちゃんは動物の本能で安全と確認できないと眠れないので、安心できる環境を作るのがとても重要です。
大人用のベッドで一緒に寝ることで、赤ちゃんはママやパパの存在を感じて安全だと理解し、ゆっくりと眠れます。

・泣いたらすぐ対応できる

夜泣きも仕事の一つの赤ちゃん。成長の表れと頭でわかっていても、夜泣きの対応で何度も自分のベッドと赤ちゃんのベッドを往復するのは体力もメンタルも削れてしまいますよね。
夜泣きも添い寝したままや、大人用ベッドの上で座ったまま対応できれば、ママやパパの負担がぐっと減ります。

・お世話がしやすくなる

添い寝をしていれば、夜中のおむつ替えや授乳もスムーズにできます。ベッドサイドに赤ちゃんのお世話セットを用意しておけば、大人用ベッドの上ですべて完結しますよね。
また、寝返りの振動や呼吸音などの赤ちゃんの様子や変化にすぐ気づけるのも安心です。

赤ちゃんが大人用ベッドで寝るデメリット

・掛け布団などで圧迫してしまう可能性がある

大人用の掛け布団やママやパパの身体で圧迫してしまう可能性があります。
特にママやパパが寝返りを打って赤ちゃんが圧迫されてしまう事故は毎年起きているので注意が必要です。
赤ちゃんは自力で掛け布団をはがしたり、ママやパパの身体から抜け出すことはできません。掛け布団は赤ちゃん用の軽いものを使い、添い寝の際は十分注意しましょう。

・転落のリスク

大人用ベッドに赤ちゃんを寝かせる際は、転落防止のためにベッドガードやベッドフェンスを設置しましょう。ただし、対象年齢の制限やベッドの支柱の隙間の幅(220mm未満であること)などをよく確認し、安全性の高いものを使ってください。

赤ちゃんが安心して使えるマットレスの条件

赤ちゃんと一緒に使うマットレスを選ぶ時のポイントは2つです。
・サイズ
・硬さ
この2つを守るのが必須なので、解説していきますね。

サイズ

赤ちゃんと一緒にマットレスを使う場合、なるべく大きいサイズのものを選びましょう。ママやパパの身体で圧迫してしまったり、大人用の布団が顔にかかってしまうなどの事故が起こるリスクを軽減できます。
ゆとりのあるサイズのマットレスを選べば、赤ちゃんが寝ついたあとに少し距離を空けてママやパパもゆっくり休むことができますよ。

硬さ

産院のベビーベッドや、市販のベビー敷布団って結構硬くてびっくりしませんでしたか？
体が沈み込むような柔らかいマットレスは、赤ちゃんがうつ伏せになった時に口や鼻が塞がってしまうリスクがあるのでNGなのです。
赤ちゃんが安全に眠れるよう、硬めのマットレスを選びましょう。

赤ちゃんと大人用ベッドで寝る時の安全対策

マットレスのサイズや硬さ以外にも、ママやパパができる安全対策があります。

・ベッドインベッドを使う
赤ちゃんと大人用ベッドで寝たいけど、やっぱり転落や圧迫してしまわないか心配。というママやパパは、ベッドインベッドを購入するのも一つの手段です。
大人用マットレスの上に赤ちゃん専用のスペースを作ることができるので、転落や圧迫のリスクを軽減できますよ。

・赤ちゃんの周りに物を置かない
赤ちゃんの周りにかわいいぬいぐるみやクッションを置くと、もう光景がかわいくてかわいくて癒されますよね。でもそれはパパやママの目が届く時だけにしましょう。スタイやタオル、ガーゼなども同様です。
赤ちゃんの首に巻き付いてしまったり、口をふさいでしまう可能性があるので、赤ちゃんの周りには物を置かないようにしましょう。

赤ちゃんと大人用ベッドで寝るときの注意点を理解した上で購入の検討を

かわいくてふわふわな赤ちゃんと一緒に寝るためには、徹底した安全対策が必要です。
上記で説明してきた
・メリットとデメリット
・安全に使えるマットレスの条件
・安全対策
これらをよく理解した上で、赤ちゃんとの幸せなひと時を過ごしてください。